兵庫県酒造組合連合会 外国人に兵庫の酒を訴求

2018年02月28日

 【兵庫】兵庫県酒造組合連合会は2月17日、日本在住の外国人を対象にした兵庫県の日本酒試飲イベント「“SAKE” WORLD PARTY in HYOGO」を神戸市のデザイン・クリエイティブセンター神戸で開催した。

 同イベントでは、日本一の清酒生産量を誇る「兵庫」の歴史や日本酒に関するセミナーを行い、世界における日本酒の「HYOGOブランド」の確立を図るとともに、日本酒の試飲とあわせて嗜好性に関するアンケート調査を行い、今後の海外進出を見据えたマーケティング調査を行った。

 日本酒セミナーでは、灘酒研究会の藤田雄一代表委員が講師に立ち、スマートフォンを活用しながら同研究会のホームページを紹介し、日本酒における各キーワードを分かりやすく説明した。参加した外国人は、日本酒の製造工程や「男酒」「女酒」「酒母」といった言葉について興味深く聞き入った。

 またセミナー内で5種類の日本酒をテイスティングし、「一番美味しいと思った日本酒は」「チーズといっしょに飲んで一番合うと思った日本酒は」「チョコレートといっしょに飲んで一番合うと思った日本酒は」との3つの質問に答え、日本酒と食の相性をアンケート調査した。

 続いて、日本酒を楽しむ試飲パーティーを開催し、鏡開きののち参加者全員で乾杯を行った。あいさつに立った同連合会の山邑太左衛門会長は、「兵庫県は日本有数の酒どころで、北部は日本海、南部は瀬戸内海に面し、風土の違う日本酒が県内でつくられている。今回は県内の日本酒を揃えたので、多くの日本酒を飲んでもらい、自分のお気に入りを見つけてほしい。そして日本酒のファンとなってもらい、それぞれの国にその魅力を伝えてほしい」と語った。

 パーティーでは、県内の日本酒を42種揃え、日本の食事とともに世界各国の料理も提供し、参加者は日本酒とのペアリングを楽しんだ。

 参加者に行ったアンケートでは、「あなたの母国では日本酒が販売されていますか」「母国の料理に日本酒は合うと思いますか」「日本酒に対するイメージを教えて下さい」など、今後の輸出に役立てるべく、各国での日本酒に対する意見を集めた。