球磨焼酎酒造組合 「球磨焼酎と鮨のマッチング会」を開催

2017年11月20日

 【東京】球磨焼酎酒造組合は11月8日、東京駅前の銀座寿司幸本店丸ビル店で「球磨焼酎と鮨のマッチング会」を開催した。同イベントは球磨焼酎と寿司の相性を体験してもらう会で、銀座の寿司・和食店の関係者30人が参加した。

 同組合の池邉道人理事長はあいさつの中で「個人的に米に最も合うのは球磨焼酎と考え、今回のイベントを開催した。日本酒に比べ、球磨焼酎は糖分を含まない。シャリは口の中で糖化するので、球磨焼酎の方が甘味がべたつかず相性がいいと思う」と持論を述べた。

 また、同イベントを企画した熊本出身の脚本家である小山薫堂氏は「寿司には球磨焼酎がベスト。寿司ネタによってマリアージュが変わるので色々なものに合わせて体験して欲しい」と呼びかけた。

 会場には20種の球磨焼酎が用意され、ライトタイプ(減圧蒸留)、フレーバータイプ(清酒用吟醸酵母など使用した香り高いもの)、リッチタイプ(伝統的な常圧蒸溜)、キャラクタータイプ(樽貯蔵など)と区分けし、それぞれが提供された料理に合うかどうかを参加者はアンケートに書き込んだ。気に入った銘柄があれば、1カ月間無償で提供されるキャンペーンも開催され、球磨焼酎の発信に努めた。