東京小売酒販組合 市販酒きき酒会開催し800人来場

2017年11月08日

 【東京】東京小売酒販組合・東京酒販協同組合連合会は10月21日・22日の2日間、秋葉原の東京小売酒販会館で「第60回全国市販酒きき酒会」を開催した。2日間で約800人が来場した。

 同会は全国約150メーカー、300銘柄の市販酒が一堂に会し1000円で自由にきき酒が楽しめるというもの。会場には日本酒・ワイン・焼酎・泡盛などの酒類が取りそろえられ、来場者はさまざまな市販酒を楽しんだ。また、毎年恒例のきき当て選手権も開催。清酒純米酒の濃淳・淡麗のきき分け、清酒甘口・辛口のきき分け、純米酒・吟醸酒・本醸造酒・普通酒のきき分け、焼酎の原料、米・麦・いものきき分け、に挑戦した。

 きき当ては国税局の鑑定官が問題を作成した本格的なもので、全問正解者は毎年1人~2人しか出ないという、かなりの難易度を誇る。全問正解者には豪華景品がもらえるとあって、参加者らは熱心にきき酒を行っていた。なお、今年は全問正解者はいなかった。

 会場ではほかにも、東京小売酒販組合青年会が企画した純米吟醸酒「東京」の展開や、地元東京で醸されたお酒も展示・試飲が行われ注目を集めていた。