名畑 日本酒大試飲会「日本酒100選」開催

2017年11月02日

 【大阪】業務用大手酒販店、名畑は10月18日、飲食店に向けた10月度テストキッチン提案会を大阪市北区の同社キッチンスタジオで開催した。同提案会は、同社が展開する「儲かる飲食店」プロジェクトの一環で、今回は年に1回恒例の日本酒大試飲会「日本酒100選」を開催した。

 会場では、同社日本酒担当の瀧村健治氏が厳選した日本酒を109種を揃え、全アイテムの試飲提案を開催。ラインアップは1000円台~2000円台のものを中心としたコストパフォーマンスに優れたものを揃えた。会場には100人を超える料飲店関係者が詰めかけ、新たな日本酒メニューの開拓を行った。また、「THE NATIONAL BRAND 灘酒」コーナーを設け、「純米樽酒」(菊正宗)、「超特撰・大坂屋長兵衛金賞」(大関)、松竹梅・白壁蔵<大吟醸>無濾過原酒」(宝酒造)など全8アイテムを常温やお燗で提供した。

 あわせて日本酒に合うチーズを紹介するレシピ提案コーナーも設置し、同社フードコーディネーターによる日本酒にマッチするメニュー「クリームチーズのわさび和え・スモークサーモンのブルスケッタ」「大人の柚子胡椒ポテトサラダ~クリームチーズ入り」を試食を交え紹介した。

 瀧村氏は、「今回は前年から一気にラインアップを増やし、109アイテムを揃えた。純米酒を中心に揃えているが、本醸造酒を求める声もあったのでそちらも良いラインアップを取り揃えた。中心価格帯は2500円をボーダーラインとして、取り扱う料飲店にとってお値打ちのある日本酒を揃えた」と提案会の日本酒についてコメントした。