8月の清酒課税移出 1・5%減で累計では2・5%の減少に

2017年10月12日

 日本酒造組合中央会は今年8月の清酒、焼酎の課税移出数量を発表し、清酒は1・5%減、単式蒸留焼酎は11・8%減といずれも減少となった。一方で輸出は好調な推移が続いており、清酒では累計で38・5%の大幅増での推移が続いている。

 8月の清酒課税移出数量は全体で3万2458klとなり、前年同月の3万2946klに比べて1・5%の減少となった。

 主産地の課税移出数量と前年比は、▽新潟県=2739klで1・6%増▽京都府=5505klで4・9%減▽兵庫県=8263klで2・2%減▽福島県=875klで2%増▽秋田県=1361klで1・6%減▽広島県=609klで4・8%減――となり、新潟県、福島県で前年実績を上回った。

 タイプ別出荷数量と前年比は、▽吟醸酒=4635klで4・7%増▽純米吟醸酒=3110klで5%増▽純米酒=4283klで4・5%減▽本醸造酒=2736klで4・8%減▽一般酒=2万804klで1・7%減(うち生酒は2462klで2・9%減)――となり、吟醸酒、純米吟醸酒で前年を上回った。

 1―8月の課税移出数量は、29万9377klとなり前年同期の30万6967klに比べて2・5%減となった。

 タイプ別の課税移出数量と前年対比は、▽吟醸酒=3万9580klで4・9%増▽純米吟醸酒=2万6519klで8・4%増▽純米酒=3万8564klで2・5%増▽本醸造酒=2万3550klで7・4%減▽一般酒=19万5763klで3・6%減(うち生酒は2万5252klで2・9%増)――となり、吟醸酒、純米吟醸酒、純米酒、生酒で前年を上回った。

 なお8月単月の輸出免税数量は2196klで前年同月の2061klに比べて6・6%の増加となり、1―8月累計の輸出免税数量は1万6470klとなり前年同期の1万1889klに比べて38・5%の大幅な増加となって推移している。

 また同中央会がまとめた8月の単式蒸留焼酎課税移出数量は3万1305klとなり、前年同月の3万5498klに比べて11・8%の減少となった。

 主産地の課税移出数量と前年比は、▽福岡県=3407klで0・3%増▽佐賀県=287klで1・1%減▽長崎県=247klで6・7%減▽熊本県=1082klで8・5%減▽大分県=6699klで3・2%減▽鹿児島県=8328klで3・1%減▽宮崎県=8114klで30・6%減――となり、主産地では福岡県のみの増加となった。

 原料別の課税移出数量と前年比は、▽さつまいも=1万2794klで23・6%減▽米=3081klで2・7%減▽麦=1万3647klで1・7%減▽そば=698klで1・1%減▽酒かす=62klで16・3%増▽その他=1023klで7・4%増――となり、酒かす、その他のみ前年を上回った。

 これにより1―8月累計の単式蒸留焼酎課税移出数量は、29万5515klとなり前年同期の30万1548klに比べて2%の減少となった。

 同期間の原料別の課税移出数量は、▽さつまいも=13万249klで100%前年並み▽米=2万4590klで4・3%減▽麦=11万5961klで1・6%減▽そば=5812klで2・9%減▽酒かす=357klで2・7%増▽その他=8119klで6%増――となり、さつまいも、酒かす、その他で前年を上回った。

 なお8月単月の単式蒸留焼酎輸出免税数量は135klで前年同月の46klに比べて192・7%の増加となり、1―8月累計の輸出免税数量は820klとなり前年同期の447klに比べて83・3%の増加で推移している。