灘酒研究会 灘五郷清酒9社の統一ブランド「灘の生一本」発売記念イベント開催

2017年10月06日

 【兵庫】灘五郷とその周辺の酒蔵の酒造技術者で組織する灘酒研究会は、灘五郷清酒メーカー9社の統一ブランド「灘の生一本」発売日(9月25日)に先立ち、一般公募した消費者60組120人を招待する「発売記念・特別試飲会」を9月23日に神戸市中央区の北野工房のまちで開催した。

 「灘の生一本」は、伝統の技を受け継ぎ、最新の技術を身につけた醸造技術者が、企業の枠を超えて集結し、参加各社のそれぞれの特長を生かした統一ブランドの純米酒で、今年で7年目の取り組みとなる。今年度も灘五郷酒造組合員のうち、参加9銘柄(大関・菊正宗・剣菱・櫻正宗・沢の鶴・道灌・日本盛・白鹿・白鶴)で、いずれも9社それぞれの特長を生かし、灘酒研究会酒質審査委員会がその酒質を審査・認定した、個性豊かな味わいが揃った。

 主催者あいさつで同研究会の森脇政博酒質審査委員長は、「『灘の生一本』は灘の製造技術者が集まり造った日本酒で、灘の日本酒としてふさわしい品質であるかを審査し、これを商品化している。ラベルやボトルにもこだわり、ボトルは環境に優しいエコロジーボトルを採用している。灘の各社のさまざまな個性を味わってもらいたい」と同ブランドのアピールを行った。

 特別試飲会では、開催前に各社担当者から参加者に向けて、各社の「灘の生一本」について特長や製法を説明した。「ふくらみのある味わいとキレの良さを持つおだやかな香り」(菊正宗)、「独自育成米の『いにしえの舞』を100%使用」(大関)、「加水せずに詰めた純米原酒で、全ブランドの中でもっとも度数が高い」(沢の鶴)など、それぞれの持ち味や個性を訴えた。

 参加者は9社がそれぞれのブースを巡り、蔵ごとの味の違いを楽しみながら、蔵元の人と交流を楽しんだ。