全農広島県本部 酒造好適米産地視察会を開催

2017年09月04日

 【広島】「稲熱(いもち)病や紋枯病の心配もそれほどなく、すばらしい登熟」「昔から『旱魃(干ばつ)に不作なし』というがまさにその通り」――。今年の西日本、とくに広島の酒米・原料米について、各酒蔵や農業、専門機関から絶賛の声があがった。

 8月29日(火)、有名な酒米産地の広島県「三和町」(JA三次)と「比和町」(JA庄原)で圃場をみた「酒造好適米産地視察会」(主催・全農広島県本部)。生産農家と広島県酒造協同組合のメンバーが情報交換し、交流を深めた。

 全国的にも人気が高く優れた品種の「八反錦1号」「八反35号」「千本錦」「中生新千本」など。大自然に育まれた標高300~400Mの一帯。今年はとくに少雨で日照時間が長いため「生育は極めて順調」と原料米の栽培に力を注ぐ県内の酒米部会幹部らがそろって太鼓判を押す。

 今秋の酒造りを前に「新米」入荷を心待ちにする全国の酒造メーカー。5月田植え、8月出穂、9月から10月にかけて高品質で平年並みの収量を予定しており、「今後台風が来なければ嬉しい」と期待が高まる。