大関と菊正宗酒造 大阪で初の合同イベント

2017年08月03日

 【大阪】大関と菊正宗酒造は、家飲みに適した日本酒の飲み方を提案する合同イベント「ふだんSAKE fes2017 in 梅田ゆかた祭2017」を7月22、23日、大阪市北区のちゃやまちアプローズで開催した。2社としては初めての合同イベントとなる。

 同イベントは、“日本酒を日常的に楽しんでいただきたい”をコンセプトに実施したもので、毎年恒例の「梅田ゆかた祭」とタイアップする形で開催した。「梅田ゆかた祭」に訪れたゆかた姿の消費者に向け、日本酒のおいしさ、楽しさを実感してもらい、「ふだんのお酒」として楽しんでもらえるよう提案を行った。

 会場では、「ふだんSAKE試飲コーナー」を設置し、日本酒の香りや旨みをそのまま楽しめる王道の「冷酒」、グラスのフチに塩をつけて飲む日本酒カクテル「塩酒」、暑い夏でもファンの多い「夏燗」と、両社が提案する3種の飲み方を提案した。(3杯500円の有料試飲)

 また、焼き鳥や中華、トンカツなど日本酒と相性の良いおつまみを揃えたフードコーナーや、大関「ワンカップ」、菊正宗「すだち冷酒」をクラッシュアイスとセットで販売する「ふだんSAKEショップ」も展開し、日本酒の楽しさを伝えた。

 「梅田ゆかた祭」開催中ということもあり、両日とも街中は、真夏日ながらも涼しさと楽しさを求めるゆかた姿の男女がそぞろ歩き、ゆかたというファッションと相性の良い日本酒に大きく関心を示し、真夏と日本酒の意外な相性の良さを楽しんだ。

 同フェス担当者は、「日本酒をもっと身近に感じてもらうため、日本酒を簡単に楽しめる飲み方で提供している。あわせて、日本の夏の風物詩である『ゆかた』とコラボする形となっている。多くの人に気軽に味わってもらいたい」とコメントした。

 【ふだんSAKE fes提供酒】<冷酒>▽大関「純米酒・醴」▽菊正宗酒造「ギンパック」<塩酒>▽大関「辛丹波生貯蔵」▽菊正宗酒造「樽酒」<夏燗>▽大関「上撰」▽菊正宗酒造「上撰」