国税庁 4月の全酒類課税移出は4・2%減

2017年07月24日

 国税庁が発表した平成29年4月の酒類課税出荷数量は、全酒類課税出荷合計で74万4688klとなり、前年の77万7372klに比べて4・2%の減少となった。

 主な種類の平成29年4月の課税出荷は、▽清酒=4万4555klで前年の4万5959klに比べて3・1%減▽連続式蒸留焼酎=3万3950klで前年の3万6011klに比べて5・7%減▽単式蒸留焼酎=4万3390klで前年の4万4505klに比べて2・5%減▽ビール=21万9205klで前年の23万4536klに比べて6・5%減▽果実酒=3万1747klで前年の3万282klに比べて4・8%増▽ウイスキー=1万3521klで前年の1万1371klに比べて18・9%増▽発泡酒=6万973klで前年の6万5103klに比べて6・3%減▽その他の醸造酒=3万7543klで前年の4万2292klに比べて11・2%減▽スピリッツ等=4万8337klで前年の4万7976klに比べて0・8%増▽リキュール=19万8552klで前年の20万5888klに比べて3・6%減――となり、果実酒、ウイスキー、スピリッツ等で前年実績をクリアして着地した。

 一方、1月からの累計では、▽清酒=16万5473klで前年の16万8558klに比べて1・8%減▽連続式蒸留焼酎=11万8950klで前年の12万3216klに比べて3・5%減▽単式蒸留焼酎=15万3450klで前年の15万5461klに比べて1・3%減▽ビール=72万823klで前年の74万2690klに比べて2・9%減▽果実酒=11万6213klで前年の11万1091klに比べて4・6%増▽ウイスキー=4万7782klで前年の4万6138klに比べて3・6%増▽発泡酒=20万9435klで前年の21万4758klに比べて22・5%減▽その他の醸造酒=13万5538klで前年の14万289klに比べて3・4%減▽スピリッツ等=17万9703klで前年の16万6368klに比べて8%増▽リキュール=65万4263klで前年の65万4037klに比べて前年並――となり、1月からの累計でも、果実酒、ウイスキーが好調に推移したほか、スピリッツ等、リキュールも数字を伸ばした。