日本リユースびん普及協会 R―720ml王冠口びんを発売へ

2017年07月06日

 日本リユースびん普及協会(渡辺四朗会長)は6月26日、第18回定時総会を東京八重洲ホールで開催し、上程の議案を審議、可決した。

 平成28年度のR―720mlびん新びん投入数量は一部大口の取引先が王冠口の留め型容器に変更した影響などから約832万3000本となり前年に比べて4・6%減となった。

 R―720mlびんの出荷が多い地域の状況(前年比)は、▽新潟県=520万9000本(2・9%減)▽宮城県=121万6000本(3・4%減)▽福島県=33万本(24・9%減)▽岩手県=26万3000本(3・2%増)▽秋田県=22万4000本(12%増)▽岡山県=20万9000本(5%減)▽長野県=13万2000本(22・4%減)――となり、岩手、秋田で増加した。一方、10万本未満の地域では、栃木県、埼玉県、千葉県、富山県などが大幅に増加しており、同協会では「関東や北陸方面へ着実に広がりを見せつつある」と分析している。

 R―720mlびんを取り巻く環境は徐々に変化していることから、同協会ではR―720ml王冠口びんの製作を決定。早ければ8月中にもリリースする。渡辺会長は、「かつての一升瓶がそうだったように、各地区の回収業者が回収しリユースするというのが健康な状態だ。それが一升瓶から紙になり、びん屋も厳しくなっている。大手が使用することで全国へ販売し、それを地方の酒蔵で使うという回収ルートをぜひとも普及させていきたい。今年はR―720mlびんの王冠口びんを発売することになった。ラインアップも揃ったので、さらなる普及に努めていきたい」と話した。

 平成29年度は、①R―720ml王冠口びんのリリースとそれに伴う広告宣伝活動②各地域ごとのRびん普及宣伝および活動の補助――を主な事業活動としている。なお任期満了に伴う役員改選では、渡辺会長ら全役員が留任した。