国分グループ本社 中国子会社が物流センター新設

2017年06月08日

 国分グループ本社(東京都中央区、國分晃社長)は中国の子会社である潍坊三慧物流有限公司(中国青島市、荻野司董事長:以下、三慧物流)と同社関連会社の上海恒孚物流有限公司(中国上海市、陳虹董事長:以下、上海恒孚物流)が新しい物流センターを新設したと発表した。

 三慧物流は山東省に2カ所、広東省に1カ所の物流センターを配置しているが、広東省における事業拡大・取引先の増加に伴い、既存の広東省の拠点を移転し、物流センター「潍坊三慧物流有限公司深圳分公司冷链物流中心(コールドチェーン物流センター)」を新設した。稼働日は4月1日。

 同センター新設により、深セン地区、広州地区を中心としたエリアにおける、少量・多品種・多店舗・365日の三温度帯物流を展開・推進し、中国における一層の物流品質向上を目指す。

 上海恒孚物流は、拡大が予想される上海エリアのコールドチェーン物流のニーズに応えるべく、嘉定区で運営していた2つの物流センターを集約し、大型三温度帯物流センター「上海恒孚物流嘉定コールドチェーン物流センター」を新設し、5月1日から稼働している。既に子会社として展開している?坊三慧物流と連携を取り、国分グループの中国物流事業展開を加速させる。