中国醸造 ヨーグルトのお酒と新スパークリング発売

2017年05月19日

 【広島】広島県廿日市市の総合酒類メーカー「中国醸造」(白井浩一郎社長)は、他企業などと共同開発したリキュール「植物乳酸菌ヨーグルトのお酒」(2lパック980円)を4月28日(金)から発売した。さらに5月12日(金)からは、青森県産りんご「ふじ」の果汁を100%使った果実酒(発泡性)①「Shikiシードルスパークリング」(375ml税別750円、750ml同1385円)を新発売する。

 「植物乳酸菌ヨーグルトのお酒」は広島大学・杉山プロジェクトの研究成果から生まれた植物乳酸菌「SN35N株」を1本あたり1千億個配合。ホームセンターの「(株)カインズ」(本部・埼玉県)との共同開発だ。

 カインズは、イズミが4月28日に広島市西区でオープンした大型商業施設「LECT(レクト)」に同社運営の小売店「CAINZ(カインズ)」を出店。広島は初出店で、今回の製品は同店舗の限定販売にした。

 「Shikiシードルスパークリング」は、日本の四季を感じてもらうスパークリングワイン「Shiki・SPARKLING」のシリーズ。グレープフルーツ、チェリーに次ぐ第3弾で、「ふじりんご」の芳醇な香りと甘みを楽しめる新感覚のお酒。

 「中国醸造」は、積極的な製品開発を進めており、今回の2種について「ヨーグルトのお酒は毎日の生活を優しくサポートしてくれ、シードルスパークリングは飲み会で華やかな乾杯を演出できる」と多彩な飲酒シーンやニーズによる需要拡大を期待している。