泉屋酒販 100回目の「お酒を楽しむ会」を開催

2017年05月11日

 【福岡】泉屋酒販(土師康博社長、本社・久留米市六ツ門町)が4月22日、久留米市の萃香園ホテルで第100回「お酒を愉しむ会」を開催。会費制で定員いっぱいの約100人が参加した。2005年に始め100回の節目で会を終える。今後は若手社員の発想も活かし新たな企画を検討していく。

 この日はビュッフェスタイル。「12年間の感謝を込め」清酒や本格焼酎、ワイン、リキュール40種が出品され、城島龍神太鼓や抽選会もあった。

 出展蔵元は日本酒では福岡県八女市の「喜多屋」喜多屋、同県久留米市の「庭のうぐいす」山口酒造場。ともに同社のPB「有馬」を含め各4種を用意。焼酎蔵の出展は鹿児島県日置市の「宝山」西酒造で、富乃宝山・吉兆宝山・白天宝山・宝山・一粒の麦などのブランドで9種を揃えた。ワインは東京のインポーター、ラフィネとジェロボームで13種。山梨県甲州市の勝沼醸造のアルガーノ・アルガブランカなど3種、リキュール7種=山口酒造場(福岡)・梅乃宿酒造(奈良)・中国醸造(広島)・菊の里酒造(栃木)・濵田酒造(鹿児島)=も出品された。

 ル・カノンロゼ・プリムールで乾杯。発声は吉田智和取締役統括本部長が行った。土師社長は「100回の中でも記憶に残っているのは芋焼酎とフレンチのマリアージュ、生ビール飲み比べ、フランスからフレデリック・コサール氏を招いた自然派ワインの会、ジビエとワインもあった。厳しい時代に突入したが、お酒ファンの皆さんがいる限り泉屋はつぶれない。美味しいお酒を見放さない人がいる限り泉屋は永遠に不滅です」と話した。