２０１７年１―３月累計の清酒輸出数量は、５５９４klで前年の４８５２klに比べて15・３％の大幅な増加となった。また金額ベースでは41億１９３万円となり、前年の35億５９６５万円と比較して15・２％の大幅な増加を示した。
輸出先上位国を見ると１位はアメリカで１３５８kl（16・３％増）、２位は韓国で１２１５kl（15％増）、３位は中国となり６３３kl（74・９％増）、４位は台湾で５４４kl（３・１％減）、５位は香港で４３１kl（１・２％減）――と続き、上位５カ国では台湾、香港が減少した。
また金額ベースでは、１位がアメリカで13億９０３７万円（11％増）、２位が香港で６億１６０９万円（７・１％増）、３位は韓国で４億６８７８万円（９・７％増）、４位は中国で４億１６７４万円（86％増）、５位は台湾で２億１６７３万円（４％増）となり、金額ベースでは上位５カ国全てで前年を大幅に上回っての着地となった。
１―３月の清酒輸出は数量、金額とも昨年同期の実績を15％超も上回っており、今年も年間で過去最高を記録した昨年を大幅に上回ることが期待される。