大阪府小売酒組連 大阪駅前で未成年者飲酒防止を訴え

2017年04月14日

 【大阪】大阪府小売酒販組合連合会は4月5日、大阪の繁華街・梅田で未成年者飲酒防止、飲酒運転撲滅に向けて街頭キャンペーンを行い、大浦好宏会長をはじめ組合幹部が参加して、未成年者の飲酒防止と飲酒運転撲滅を道行く人に訴えた。

 同街頭キャンペーンは、大阪国税局や大阪府警察、大阪青少年環境問題協議会など、関係諸団体の支援を受けながら実施しているもので、通行人に向けて、「4月は未成年者飲酒防止強調月間です。飲まない!売らない!飲ませない!」と記載したチラシとともにボールペンを配布する街頭活動を行っている。

 第1部・式典を曽根崎警察署地階のコミュニティプラザで行い、大阪市立本庄中学校・吹奏楽部によるミニコンサートを開催、「恋」「学園天国」など3曲を披露した。この後、主催者を代表してあいさつに立った大浦会長は「この取り組みは平成15年から開始しており、それから15年間継続している。我々は引き続き、アルコール飲料を取り扱う立場として、未成年飲酒防止、飲酒運転撲滅に向けて一層の努力を重ねたい」と述べた。続いて、本庄中学校の中村芳梨さんが、「私たちは20歳になるまで、絶対に飲酒も喫煙もしません」と代表宣言を読み上げた。

 また、ゲストとして参加したタレントのタージンさんは、「手本になる大人になろう!」とのテーマで、「今は新入生のシーズンで、日本の将来を担う子供たちを見ると嬉しくなる。そんな子供の成長を妨げる、飲酒運転による痛ましい事故や未成年者飲酒によって身体を壊すことは絶対に避けねばならない。ここは我々大人が手本を見せて、アルコール飲料との正しい付き合い方を子供たちに教えていかねばならない」と未成年者飲酒の危険性と大人の役割を面白おかしく伝えた。

 第2部の街頭活動では、JR大阪駅前に場所を移し、大浦会長やタージンさんと組合役員、本庄中学校の生徒たちとともに、道行く人に元気よく声をかけながら、未成年飲酒の防止、飲酒運転撲滅を訴えた。