ヤマエ久野が東京で展示会

2016年09月26日

 【東京】福岡県の総合卸会社・ヤマエ久野(福岡市博多区、網田日出人社長)のグループ会社であるトウヤマ(江東区南砂)はヤマエ久野東京支店と共同で「第14回 本格焼酎&泡盛 試飲フェスタin東京」を9月14日、九段下のホテルグランドパレスで開催した。

 今回の出展メーカーは▽焼酎=117社▽清酒=18社▽食品=7社▽ワイン=1社――で合計142社が参加した。出展アイテム数は▽焼酎=1084アイテム▽清酒=212アイテム▽リキュール・その他=173アイテム▽ワイン=110アイテム――となった。

 主な企画展示は▽樽NO.企画「芋vs麦」=同展示会限定のシェリー樽で長期熟成された本格麦焼酎と、樫樽で本格芋焼酎を長期熟成したアイテムの提案を行った▽ヤマエ久野オリジナル企画「秘蔵古酒」=「芋焼酎の古酒」をコンセプトに長期貯蔵酒4アイテムを展示。各2000本限定▽地元でしか手に入らん!焼酎集めました!=焼酎王国である九州各県から、その土地でしか販売されていない焼酎を一堂にあつめた――のほか、甘酒の展示コーナー「飲む点滴・健康飲料おいしい甘酒集めました」や、復興支援で熊本県の物産品を集めたコーナーなども展開した。

 ヤマエ久野・酒類部の堂原久稔部長は最近の同社の状況について「本格焼酎の売上高は今年の4月~8月で136億730万円となり、前年比101%での着地となった」とした上で、同展示会については「2002年に大阪からスタートした同展示会も今年で43回目となった。本格焼酎ブームが去ってからも続けたことによって、市場拡大の効果があったと思う」としている。