キリンビール 売り上げを被災地支援に 「熊本づくり」を全国発売

2016年07月20日

 キリンビールは、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の活動の一環として、熊本地震で被災された人、および当該被災地の役に立ててもらうことを目的に、熊本県産素材を使用し、熊本県の誇りを込めて造った「一番搾り・熊本づくり」を、10月12日から全国で発売する。また、同商品の売り上げ1本につき10円を熊本地震の被災地の復興支援策に活用する。

 同商品は、“地元の誇りを、おいしさに変えて”をスローガンに、熊本県で暮らす消費者との共創を通じて、地域の魅力を発掘しながらつくりだした特別な「一番搾り」となっている。熊本県以外の消費者から復興応援のため「熊本づくりを買いたい」との声が集まり、今回熊本県限定から全国発売に切り替え、同商品を通じて被災地の復興支援に取り組んでいく。

 中味は、熊本特有の濃い味の料理にも合うように、熊本県産の米、九州産の麦芽を使用し、すっきりと飲みやすく、あとしまりのある味わいで“火の国”をイメージした赤い液色が特長になっている。

 商品コンセプトについては、熊本県の消費者との共創を通じて開発した商品コンセプトである「よか仲間とうまかもん。毎日飲んでも飽きさせない“攻め”のビール。さしより一番搾りば!!!」を訴求していく。(「さしより」は、熊本地方の方言で「とりあえず」「まずは」という意味で使用)

 同社は、「復興応援 キリン絆プロジェクト」の活動の一環として、熊本地震の被災地の1日も早い復興を継続的に支援することを目的に、今回新たに10月12日から発売する「一番搾り・熊本づくり」の売り上げ1本につき10円を拠出するほか、5月10日から順次発売を開始している「47都道府県の一番搾り」についても、売り上げ1本につき1円を拠出し熊本地震の被災地の復興支援策に活用していく。

 ▽発売地域=全国(7月5日から熊本県限定で発売を開始)▽容量・容器=350ml缶(九州エリア限定で中びんも発売)▽価格=オープン価格▽アルコール分=5%▽販売予定数=約12万ケース(大びん換算)▽製造工場=キリンビール福岡工場