国分グループ 大阪で秋季展示商談会

2016年07月19日

 【大阪】国分西日本は7月13日、「2016年秋季国分グループ発掘展示商談会」を大阪市北区の帝国ホテル大阪で開催し、小売店を中心に約1500人が来場した。

 同展示会は、同社開発育成・オリジナル商品を中心とした展示会で、約300社が出展し、秋冬に向けた商品・販促の提案を行った。同日行った記者会見の中で、同社の村上尚マーケティング部長は、「当社は『エリア密着の全国問屋』を目指しており、今回もご当地ラーメンや西日本エリア伝統のお雑煮&伝承のお酒など地域に根差した商品展開を図っている。ほかにもヘルスケア提案やハラル商材も揃えており、得意先様が差別化を図れるラインアップを広く揃えた」と展示商談会について説明した。

 また今回は、国分オリジナル酒類を集めた別会場を設け、“フランスでもっとも売れているワインブランド”「ロシュ・マゼ」やオーストラリアのプレステージワイン「ローズマウント」、全面リニューアルを行ったウイスキーのトマーティンブランドなどを揃え、試飲を交えアピールした。

 「西日本エリア伝統のお雑煮&伝承のお酒」コーナーでは、西日本エリアのお雑煮をパネルなどで紹介し、あわせて四国・近畿・中国の計140種類の日本酒を試飲提供した。また、ヤマキやハナマルキが各エリアのお雑煮をつくる試食エリアも設けた。

 「NBメーカー×うおいち×大果大阪青果」コーナーでは、加工食品×水産×農産のコラボ企画で、素材を活かしたメニュー提案を行った。キューピーは「白菜とタコのオイルソース」、カゴメは「しめじとタラのトマトパッツァ」、味の素は「タコとアスパラのイタリアンサラダ」などを提案した。

 「オーガニック&ナチュラル(チルド)」コーナーでは、世相を反映した国内外のこだわり商材を集めた。グルーンリーフの青果加工品やヴィタビオのフルーツスムージー、ノースプレインファームの乳製品など、ワンランク上の商品で来場者の注目を集めた。