日本酒類販売は6月14日、個性あふれる島酒ばかりを集めた「日酒販『島酒』展示会2016」を開催した。
今年で3回目の開催となる今回の展示会には、沖縄県から14社、鹿児島県の奄美から9社、種子島・屋久島からそれぞれ1社、長崎県の壱岐から3社、大島・福江島からそれぞれ1社、東京都の八丈島から2社、青ヶ島から1社の合計33社が出展。自慢の逸品を紹介した。
同社・飯嶋康雄専務は、「焼酎の陳列棚は年々減少傾向にあり、並んでいる銘柄も上位銘柄に集中している。このような状況の中、原料や水、麹にこだわった特徴のある商品を紹介したかった」と展示会を開催するに至った経緯を話した。
展示会では、貯蔵や熟成タイプの異なる商品を目で見て、原料の持つ香りを鼻で楽しんでもらいたいと、ワイングラスで試飲を行い、また蔵元おすすめのお酒にあうおつまみも用意されるなど、「島酒」が持つ奥深い魅力を楽しんでいた。