伊藤忠食品 「関西藤友会」を発足

2016年05月26日

 【大阪】伊藤忠食品は5月17日、西日本営業本部管轄の取引メーカーで構成する「関西藤友会」の発足および総会を、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開催した。

 同日の総会には会員236社298人が参加し、議案審議となる「会則(案)提案」「役員(案)提案」「活動計画(案)提案」「収支予算(案)提案」の4つの議案について、いずれも可決承認した。

 開会あいさつに立った同社の濱口泰三会長は、「われわれ会員236社は、商品が、お店が、お客様が大好きだ。今後も皆様から愛される卸として、ともに進化しともに創造・競争しながら、未来へ向かってグッドカンパニーを目指したい」と会員一同に呼びかけた。

 続いて役員一同をステージ上で紹介したのち、会長あいさつに前川信介氏(味の素・大阪支社長)は、「藤友会を発足した目的は、会員相互の親睦と信頼向上、相互発展と向上を図ることにある。『価値』と『信頼』という2つのキーワードをブラッシュアップさせていくことが目的の1つかと思う。236社のメーカーは、伊藤忠食品様の期待に応え、関西と日本の元気に貢献したい」と語った。

 続いて、伊藤忠食品の新中期経営方針の説明を行い、大釜賢一営業統括本部統括本部長は、2021年3月期の定量目標として、売上高1兆円を掲げ、それに向けた3つの重点施策「中核事業の拡大・深耕」「オンリー1・ナンバー1」「価値訴求・機能強化」を強調した。