ビール酒造組合など未成年者飲酒防止キャンペ

2016年04月22日

 ビール酒造組合(水谷徹会長代表理事)およびビール5社(サントリービール・アサヒビール・キリンビール・サッポロビール・オリオンビール)は、未成年者の飲酒防止を目的として平成17年から「STOP!未成年者飲酒」プロジェクトを展開しているが、今年も昨年12月に引き続き4月に春のキャンペーンを実施する。(後援・国税庁、内閣府、厚生労働省)

 このプロジェクトは未成年者飲酒防止を呼びかけるメッセージを作成し、首都圏、中京地区、京阪神地区、四国地区、札幌市、仙台市、広島市、福岡市、沖縄県で発信。媒体についても交通広告に加えて、スマートフォンバナー広告にも引き続き、出稿する。

 また、日本フランチャイズチェーン協会、日本チェーンストア協会、日本ボランタリーチェーン協会、日本カラオケボックス協会連合会の協力で、各協会の加盟社における店頭、店舗内で未成年者飲酒防止の告知活動を展開していく。

 毎回キャンペーン後に首都圏・関西圏で効果測定を実施しているが、昨年12月の調査でも同キャンペーンの認知度は継続して80%を超えており、成果を挙げている。

 今年は、「なぜ、未成年者の飲酒はいけないのか」を、おもに未成年者の身体への影響の観点と、未成年者を取り巻く社会の観点からメッセージを作成し、展開する。