ふるさと祭り東京2016で広島酒PR

2016年02月04日

 【東京】広島県酒造組合は1月8日から17日までの10日間、東京ドームで開催した「ふるさと祭り東京2016」で広島県産酒をアピールした。

 今年のふるさと祭りのテーマは「日本のまつり・故郷の味」で、期間中は昨年より1万人多い43万1000人が来場。全国の名産品を目当てに多くの人出で賑わった。

 広島県酒造組合は、販売用に用意した300ml2700本は完売し、試飲販売用の720ml700本も多くが売り切れとなるなど人気を集め、広島から応援に駆けつけた蔵元の担当者は、「若い人たち、特に女性がこんなにお酒を飲んでくれるので驚いている。これが、飲み会や家庭などでの消費にもつながってほしい」と話していた。

 首都圏では、東北のお酒の知名度が高く、「広島の酒」がまだまだ浸透していないのが現状で、同酒造組合では、「このイベントは、日本酒をあまり飲んだことのないお客さんが多く、飲んだら『うまい』と言ってくれるので『広島の酒』のPRしがいがある。今後もPR活動を続けたい」と話した。

 イベントでは普段、「広島の酒」が手に入らないという人たちへ、「広島の酒」が東京でも買える銀座にある広島のアンテナショップ「TAU」の紹介も行っていた。