清酒中央会が20歳からの日本酒PR

2016年01月29日

 日本酒造組合中央会は1月10日、20代限定の日本酒の会「20歳からの日本酒イベント」をホテルルポール麹町で開き、100人が参加した。

 20歳を向かえこれから日本酒に接する機会が増える人たちに、正しい飲み方や楽しみ方を伝えようと企画。同中央会が発行した「20歳からの日本酒BOOK」をテキストにして、日本酒の飲み方や造り方、酒席で役立つマナーなど、各分野から講師を招いてレクチャーした。

 同中央会の佐浦弘一需要開発委員長は、「われわれ日本人にとって日本酒は古くから密接な関係があった。米作りと同様に酒造りも今の日本人にとって重要だ。知識は皆さんの大切なツールとなる。このイベントを通じて日本酒を知ってもらい、楽しさとおいしさを知ってもらい、日本酒ユーザーになってもらいたい」と話した。

 イベントでは、「飲む、知る、役立つ。今日から日本酒デビュー!」と題したパネルディスカッションや、「日本酒で一目置かれる大人になる!」と題したパネルディスカッションで日本酒の知識を学んだあと、「日本酒と料理のペアリング体験」と題して、日本酒スタイリストのこばたてるみさんが「和洋で楽しむ日本酒とおつまみのペアリング」で試食を交えて日本酒と料理の相性を楽しんだ。