国税庁9月の課税移出数量

2015年12月21日

 国税庁は9月の課税移出数量を発表した。

 9月は合計で72万3699klで前年の71万1323klと比較し1・7%の増加となった。

 主な種類別では、▽清酒=4万4279klで1・9%増▽連続式蒸留焼酎=3万4352klで1・6%増▽単式蒸留焼酎=3万7977klで0・1%減▽ビール=21万3920klで2・4%増▽果実酒=3万1869klで4・1%増▽ウイスキー=1万1488klで16%増▽発泡酒=6万5459klで14・5%減▽その他の醸造酒=4万3495klで3・5%減▽スピリッツなど=4万1110klで11・4%増▽リキュール=18万6853klで6・5%増――の状況で、多くの種類で前年をクリア。特にウイスキー、スピリッツなどは2ケタ増を示した。

 これにより1―9月累計の課税移出数量は、合計で638万9973klとなり、前年同期の639万2196klに比べて微減での推移となっている。

 累計の主な種類別では、▽清酒=35万5317klで0・9%減▽連続式蒸留焼酎=29万1791klで3・2%減▽単式蒸留焼酎=33万9612klで1・9%減▽ビール=198万5262klで0・5%減▽果実酒=27万2482klで3・8%増▽ウイスキー=9万8819klで21・5%増▽発泡酒=57万9481klで2・5%増▽その他の醸造酒=39万360klで8・5%減▽スピリッツなど=35万3644klで11・9%増▽リキュール=161万1291klで1・2%減――の状況で、ウイスキー、スピリッツなどで好調な推移が続いている。