朝日酒造が太陽光発電所を建設

2015年12月07日

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 【新潟】清酒「朝日山」を醸造する朝日酒造(長岡市朝日、細田康社長)は「朝日酒造・太陽光発電所」を建設し、9月25日から運転を行っている。

 同社は従来より、重油ボイラーを天然ガスボイラーへ転換するなど環境への負荷軽減を狙いながら設備更新を行ってきた。

 今回は社有地に太陽光発電所を建設し、太陽光発電事業に取り組むこととなった。同社は「事業を通じて、社有地の保有資産の有効活用を図るとともに、豊かな自然環境を未来の世代に残すため『再生可能エネルギー』の普及促進に努めることで、環境負荷軽減を図り社会に貢献していく」としている。

 施設では同社で自社消費している電気量の20%相当を発電し自然エネルギーとして売電する。年間の収入は約3000万円を見込む。これにより、一部を長岡地域の子供たちの教育支援のために拠出し、地域還元も図る。

 【施設概要】

 ▽所在地=長岡市沢下条字分子165(約1・6ha)▽発電出力=900kw(年間発電量は約100万kw)、縦約1・6m、横約1mの太陽光パネルを約4000枚設置▽施工業者=日立産機中条エンジニアリング▽総事業費=約2億8000万円