全醤工連が臨時総会

2015年11月26日

 全国醤油工業協同組合連合会(全醤工連)は11月18日、第106回臨時総会を開催し、上程の議案を審議、可決した。

 理事退任に伴う補選では、北海道味噌醤油工業協同組合の前理事長退任に伴い浅利邦章氏が、岡山県醤油工業協同組合の三宅紹資前理事長の退任に伴い加藤典明氏がそれぞれ新理事に指名された。

 同組合および日本醤油協会が調べた直近の醤油の出荷状況は、1―9月累計で56万1317klとなり前年同期の57万639klに比べて1・6%の減少となった。このうち大手5社は29万3699klで前年同期の29万4681klに比べて0・3%の減少となった。大手5社の市場割合は52・3%となる。

 臨時総会終了後には経営コンサルタント・中小企業診断士の竹内幸次氏(スプラム社長)による「中小企業組合の動向と組合の活性化に向けた新たな取り組み事例」と題した講演会も開かれ、約1時間30分の講演に熱心に耳を傾けていた。