高清水「デザート純吟」首都圏で発売

2015年10月06日

 【秋田】清酒「高清水」で有名な秋田酒類製造(秋田市川元むつみ町、平川順一社長)は昨年11月に県内・ネット限定で発売した「高清水『デザート純吟』」を9月から首都圏に向けて発売した。

 同商品は女性にターゲットを絞った「デザート日本酒」で、「私がえらんだ、新しい週末」をコンセプトに日本酒のイメージを刷新し、新カテゴリーの開拓を目指す目的で発売された。

 昨年は2万本を出荷したが、発売直後の年末年始で完売。好評を受け、今年9月から通年商品として首都圏のコンビニエンスストアに向けて発売した。

 同商品の特設サイト(http://dessertjungin.jp/)も開設し、食とのマリアージュや、さまざまな酒器と合わせるコーナーなども用意した。商品には特設サイトにリンクしているQRコードの首かけをつけたり、同社のフェイスブックでも同商品の発信を行っている。

 同社担当者は「試飲会でも『飲みやすい』とか『日本酒のイメージにないおいしさ』など、非常に好評を得ている。女性やライトユーザーに日本酒の入り口として楽しんでほしい」とした上で「これからが楽しみな商品。じっくりと育成していきたい」と語った。

 【商品概要】▽アルコール度=12・5度▽日本酒度=マイナス35▽酸度=3・5▽原料米=秋田酒こまち▽容量/希望小売価格<税込>=500mlびん/1080円