月桂冠は、１缶あたり２・８ｇ、レタス４分の３個分の食物繊維を含む「甘酒」を９月14日から、２０１６年３月までの期間限定で全国発売する。
同商品は、食物繊維が不足しがちな現代人に向け、酒粕に加えて食物繊維の一種である還元難消化性デキストリンを配合した。もともと酒粕には、米のデンプン、発酵途上でタンパク質の分解によりできたペプチドやアミノ酸、酵母由来のタンパク質、食物繊維など多くの成分が含まれている。酒粕を原料とする甘酒は、これらの成分が含まれた栄養価の高い飲み物となっている。
バリエーションとして、西日本を中心に好まれる「生姜入り」と、東日本を中心に好まれる「生姜なし」の２タイプを揃えた。寒冷な季節に、栄養価が高く、昔ながらの懐かしい味わいの甘酒を缶入りで手軽に楽しむことができる。
容器は、温かみのある明るい赤色を基調として、甘酒の原料である酒粕や米こうじをイメージする、米粒の形を白色で抜いて四方に配置したポップなデザインとなっている。米粒形の中央に細めの書体で「甘酒」とわかりやすく表示、その左側に「レタス４分の３個分の食物繊維」と記している。自社の酒粕を用いて造っていることを、「蔵元酒粕」と記した落款風のデザインや「蔵元の酒粕使用」の文字で表現した。
▽容量＝１９０ｇ缶▽価格＝オープン