平成27年7月の清酒・焼酎課税移出数量

2015年09月14日

 日本酒造組合中央会がまとめた平成27年7月の清酒課税移出数量は3万7083klで前年より3・9%増加した。

 主産地の出荷数量と前年同期比は、▽新潟県=3089klで1・4%減▽京都府=6715klで12・9%増▽兵庫県=9516klで2・1%増▽福島県=1020klで3・2%増▽秋田県=1494klで4・9%増▽広島県=811klで3・6%減――となり、広島県のみ前年を下回った。

 タイプ別出荷数量と前年同期比は、▽吟醸酒=4601klで11・4%増▽純米吟醸酒=2695klで17・5%増▽純米酒=4278klで8・5%増▽本醸造酒=3341klで2・8%減▽一般酒=2万4864klで2・8%増(うち生酒は3006klで0・8%増)――となり、本醸造酒のみが前年を下回る結果となった。

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 また、単式蒸留焼酎の課税移出数量は4万232klで前年同期の3万7321klに比べて7・8%の増加となった。

 主産地の出荷数量と前年対比は、▽福岡県=3917klで11・8%増▽佐賀県=315klで3・2%増▽長崎県=273klで9・3%増▽熊本県=1464klで2・6%増▽大分県=8350klで1・9%増▽鹿児島県=1万212klで6・5%増▽宮崎県=1万1879klで18・5%増▽沖縄県(泡盛)=2026klで8・5%減――となり、沖縄県のみ前年を下回った。

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 原料別では、▽さつまいも=1万8191klで13・1%増▽米=3820klで0・5%減▽麦=1万6166klで4・1%増▽そば=888klで10・8%増▽酒かす=54klで19・6%増▽その他=1113klで8・6%増――となり原料別では米のみ前年を下回った。