カゴメ、ターゲットは大人世帯「ケチャップ・ハーフ」

2014年07月29日

 カゴメは8月19日から、「カゴメケチャップ・ハーフ」を全国で発売する。

 同商品は、カロリー、糖質、塩分を50%カットしていながら、通常のトマトケチャップと同じように、つけたりかけたりすることはもちろん、炒めてもおいしく、満足できる味わいとなっている。トマトの使用量を同社従来品の「甘さひかえめカロリーハーフケチャップ」より増量し、トマトの旨みでしっかりとしたおいしさを実現した。また、1年熟成させた醸造酢と三温糖を使用、まろやかな酸味と甘みに仕上げている。さらに、カゴメトマトケチャップの特徴的な香りを構成するスパイスを増やしたオリジナルブレンドによって、炒めた時に立ち上る香ばしさを活かした。

 トマトケチャップ市場は、シニア世代において容量ベースで需要が拡大している。同世代は、幼い頃からトマトケチャップに親しみ、現在は子育てを経て、食事や食材の選択基準が「子供のため」から「自身の関心」に変化し、カロリー、糖質、塩分などを気遣う傾向にあり、子育て世代とは異なるニーズがある。

 同社では、消費者の年代やライフステージそれぞれのニーズに合わせたトマトケチャップの品揃えを提案することで、市場をさらに活性化していく。

 ▽容量=275g▽店頭想定価格(税抜)=220円前後▽メインターゲット=50代以上の夫婦二人世帯