名古屋市内・4蔵の若手が「ナゴヤクラウド」結成

2014年04月09日

 【名古屋】名古屋市内・4蔵(東春酒造、金虎酒造、神の井酒造、山盛酒造)の後継者や若手社員4名はグループ「ナゴヤクラウド」を結成することとなり、3月29日、名古屋・納屋橋から錦橋にかけての堀川沿い遊歩道で開催された「日本酒まつり」会場で結成式及び第1弾イベントの発表が行われた。

 「ナゴヤクラウド」とは「蔵人(くろうど)」「群れ(英語・クラウド)」「それを活かす仕組み(PC用語のクラウドシステム)」などの意味合いから命名。既存の枠組みにとらわれず「名古屋の日本酒を知ってもらいたい」「日本酒で名古屋を盛り上げたい」「名古屋と一体となった日本酒文化を発信したい」という共通目標のため活動、今後は4社共同での商品開発も視野に入れている。

 結成後の第1弾メイン事業として、4社合同の「ラベルデザインコンテスト」を開催する(募集期間:4月1日~8月31日・発表:10月1日)。これは4社の既存商品の新ラベルを公募するもので、各社1点ずつ優秀賞を選び商品ラベルとして採用。優秀賞受賞者には新ラベルの日本酒(720ml・12本セット)が贈られる他、市内のアートスペースでも展示される。