酒類販売業8月倒産件数 倒産4件で前年並み

2011年09月29日

 民間の信用調査会社・帝国データバンクが発表した8月の全国企業倒産集計によると、全国で倒産した企業数は969件で前年同月の964件に比べ0・5%増加した。負債総額は7975億8100万円で前年同月の1692億3000万円に比べ371・3%の大幅増加となった。

 8月の酒類販売業者倒産件数は4件で前年並。負債総額は1億5000万円で、前年の2億300万円より減少した。

 今年に入ってからの酒類販売業者倒産件数の推移は▽1月=8件(前年同月4件)▽2月=6件(6件)▽3月=7件(3件)▽4月=5件(9件)▽5月=2件(9件)▽6月=7件(13件)▽7月=3件(7件)▽8月=4件(4件)--の状況となっている。

 また、8月のスーパーマーケットの倒産件数は7件で、前年同月に比べ4件減少した。負債総額は27億7200万円で前年同月の7億4400万円に比べ大幅に増加した。

 同社は今後の見通しとして「東日本大震災から半年が経った現時点では『被災地以外の間接被害型』が倒産の中心で、とくに建設業の倒産が目立つ。被災地以外の倒産が全体を押し上げる形で関連倒産は引き続き高水準で推移する見通しだ」と分析している。