日本酒類販売 倉庫管理の新システム稼働

2011年02月09日

 日本酒類販売は標準倉庫管理システム「WiNS」(ウインズ)を1月23日から首都圏北部LC(栃木県宇都宮市)で稼動した。今後3年間で全国64の物流拠点に展開していく。

 ウインズは、酒類食品の物流業務を標準化したシステムで、物流拠点での物流作業が統一化される。同社が業界に先駆けて独自に開発したシステムで、一つのシステムで全ての物流拠点への対応が可能。全国どこからでも各拠点の在庫・作業進捗が確認できるほか、鮮度管理機能も有している。

 同社では過去、必要に応じて物流拠点ごとに最適なシステムを導入してきたが、システムの相違で全社的な物流サービスの障壁となっていた。今回のシステム導入により、「一つのシステムで全ての物流拠点が稼動するため、課題が解決するものと期待している。また、鮮度管理がシステム化されたことで、顧客サービスのさらなる向上にもつながる」と期待している。