山梨県ワイン酒造組合 日比谷公園でワイン祭り

2010年11月18日

 【東京】山梨県ワイン酒造組合は11月3日、4日の2日間、千代田区の日比谷公園で山梨県産の新酒ワインの解禁を祝うイベント「2010山梨ヌーボーまつり」を開催した。

 11月3日に行われた開会式では山梨県知事の横内正明氏があいさつに立ち「今年は天候不順で各ワインメーカーは原料確保に苦労したと聞く。しかし、例年と変わらぬ品質のワインが出来上がり、ワイナリーの皆さんの苦労が伺えた」と今年のワインの出来について語った。

 今年で23回目を迎えた今回は地元ワインメーカー34社が出展し、2日間で1万人を超える人が訪れた。試飲会場では新酒を求める人で長蛇の列ができ、秋晴れの下、フレッシュな味わいのさまざまなワインを楽しんでいた。

 “山梨ヌーボー”とは山梨県産のぶどう品種「甲州」「マスカットベリーA」などで醸造された新酒ワイン。同組合は山梨県の後援を得て、県産ワインのブランド化に向けた取り組みの一環として、3年前から解禁日を11月3日に統一している。

 組合副会長の有賀雄二氏は「解禁日を決定してから3年が経ったが、どうしてもボジョレーヌーヴォーの認知度に遅れをとっていると感じる。その年のワインの収穫祭という位置づけでイベントを楽しんでもらい、日本でも秋の収穫祭を広げていきたい」と同イベントの目的を語った上で、「日本にはワインのマーケットはあるが、文化が浸透していない。日本中の料飲店で11月3日に一斉に新酒と料理を楽しめるような環境造りを目標に普及に努めていきたい」と解禁日の知名度アップに向けて意欲をみせていた。