アサヒ飲料（東京・岡田正昭社長）とカルピス（東京・石渡總平社長）は12月10日付で、共同出資により両社の自動販売機事業を統合、運営するアサヒカルピスビバレッジ㈱（東京・仁平進社長）を設立した。
この自動販売機事業統合により自販機台数の増加による売り場の拡大を図るとともに、コーヒーカテゴリーにおける「ワンダ」ブランド、炭酸カテゴリーにおける「三ツ矢」ブランド、乳性カテゴリーにおける「カルピス」ブランドなど、両社の強いブランド力を生かした商品構成によるパーマシン（自販機1台当たりの売上高）のアップ、スケールメリット（規模効果）を生かした効率化によるコスト削減などのシナジーを創出し、競争力のある自動販売機事業の構築を目指す。
【新会社概要】
▽資本金＝４億９５００万円▽従業員数＝約１３００人▽売上高＝約１０００億円（両社の自販機事業の単純合算による）▽自販機台数＝約18万台
なお、あわせて12月10日付で行った人事異動は次のとおり。カッコ内は継続職。
▽代表取締役社長＝仁平進（アサヒ飲料常務取締役人事総務担当、アサヒビバレッジサービス非常勤取締役）▽取締役副社長＝小畑秀樹（カルピス取締役常務執行役員、カルピスビバレッジ本社代表取締役社長）▽専務取締役営業本部長＝廣石晶（アサヒ飲料常務執行役員、アサヒビバレッジサービス代表取締役社長）▽取締役営業本部副本部長＝斯波邦夫（カルピスビバレッジ東京代表取締役社長）▽同兼自販機営業部長＝田中邦彦（アサヒ飲料執行役員自販機営業部長）▽取締役＝越島正俊（アサヒビバレッジサービス取締役）▽同管理本部長＝清水伴尚（アサヒ飲料人事総務部副部長）▽同＝平山健史（同代表取締役副社長）▽同＝武内正三（カルピス執行役員飲料事業部長）▽監査役＝松岡稔（アサヒ飲料取締役、経営戦略、財務、システム企画、広報・ＩＲ担当）▽同＝櫟木健（カルピス執行役員経営戦略部長）▽同＝相澤隆之（アサヒ飲料財務部長）▽市場開拓部長＝菅野高志（アサヒ飲料市場開拓部長）▽直販部長＝菊地修（アサヒビバレッジサービス営業部長）▽自販機管理部長＝碓井武夫（カルピスビバレッジ本社自販機事業部部長）▽営業企画部長＝中田雅史（アサヒ飲料自販機企画部長）▽財務部長＝岩田広（同財務部担当部長）▽人事総務部長＝才藤真市（カルピスビバレッジ本社専務取締役）