平成18年11月清酒出荷 8万klで5%減、純米酒のみ増

2007年01月17日

 平成18年11月分の全国清酒課税出荷数量(概数)は8万1815klで、前年の8万6323kl比し5・2%減少(前年の国税庁確数8万4049klに比し2・7%減)した。昨年7月以降5カ月連続で前年比マイナスが続いているが、減率はいくぶん縮小している。しかし、清酒の出荷状況はなかなか底を打てないままで、依然、厳しい需要動向が続いている。
 主産地の出荷状況(前年比)は、▽京都府=1万7062klで2・7%減▽兵庫県=2万5181klで7・5%減▽新潟県=5981klで4・2%減▽福島県=2068klで3・5%減▽秋田県=2610klで5・2%減▽愛知県=2582klで5%減▽広島県=2065klで6・2%減--と、軒並み前年を下回っている。全国的には、前年を上回っているのは千葉県、山梨県、群馬県、滋賀県、宮城県、三重県にすぎない。
 タイプ別の出荷状況(前年比)は、▽吟醸酒=5608klで3・9%減(うち、純米吟醸酒は2660klで前年並み)▽純米酒=6449klで2・3%増加し昨年(18年)1月から11カ月連続でプラス▽本醸造酒=1万173klで4・8%減▽一般酒=5万9584klで6・2%減▽生酒=3357klで3・3%減--と、純米酒だけが前年を上回っている。
 また、平成18年1-11月累計の清酒出荷数量は59万573klで、前年同期の60万9665klに比し3・1%減少した。
 同期間のタイプ別出荷の前年比は、吟醸酒が1%減(うち純米吟醸酒が4・1%増)、純米酒が6・4%増、本醸造酒が4・6%減、一般酒が3・7%減、生酒が5・7%減の状況で、純米酒系統のみが増加している。
 残る12月の出荷状況も前年を上回る動きではないので、昨年(18年)の通年清酒出荷数量は、前年比3%台のマイナスで着地するとみられる。
 なお、清酒の輸出数量(免税)は、昨年11月が754klで前年比18・8%の大幅増、1-11月累計が7481klで前年同期に比し9・8%伸びている。