大和一酒造元(熊本) “みんなの夢”紡ぐ、焼酎粕でリキュール開発

2005年04月13日

  【熊本】米製牛乳仕込み焼酎「牧場の夢」、米製温泉水仕込み焼酎「温泉夢」の醸造元、大和一酒造元(人吉市、下田猛代表)がこのほど、焼酎粕を生かしたリキュール「みんなの夢」を開発した。発売は4月中。酒類食品卸のヤマエ久野(本社福岡市)が一手販売することが決まっている。
 製法は蒸留後の焼酎粕醪に、「牧場の夢」「温泉夢」の原酒を加えた後、濾過するというもので、製法特許出願中。品質保持を考慮し、アルコール含有の商品としたのが特徴で、天然クエン酸・アミノ酸など有用成分を豊富に含み(「みんなの夢」100ML当たりクエン酸140~170mg、アミノ酸830~1000mg)、体調改善などへの寄与が期待できる。
  「焼酎粕には疲労物質を抑制する天然のクエン酸や、体づくりの元になるアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれている。また焼酎粕にはがん細胞の増殖を抑制する効果があることが、崇城大学(熊本市)上岡教授によって発見されている。より健康に、よりおいしく、そんな“みんなの夢”をかなえてくれる新しいお酒」(同社下田代表)。味わいは、ほのかな酸味が利き、白ワインやシェリー様でもあり独特。「毎日の食前、食中に楽しんでいただきたい」という。
  「みんなの夢」はアルコール分25度商品、13度低アル商品(以上2商品無添加、原材料/焼酎粕・本格焼酎)、さらに13度ものに甘味料(ステビア)を加えた商品(原材料/同・同・甘味料)の3種。容量・参考税込み小売価格は、▽25度=720ML・1943円▽13度=300ML・977円。
 同社が販売する焼酎「牧場の夢」「温泉夢」は有用成分に富み、体調改善など感謝の便りが全国の愛飲者から寄せられている。その焼酎粕の活用を目指し、今年3月には粕を乾燥濃縮し粉末状にした調味料も発売している。